鍼治療後の運動はOK?運動の種類や時間など注意すべきことは?
鍼治療後に運動してもいい?
この質問にお答えしますね。
最後まで読むことでわかることは事は3つ。
運動していいのか否か。
運動の種類と時間。
運動以外に気をつけるべきこと。
この記事のもくじ
鍼治療後は運動してもいいのか
結論、大丈夫です。
ただし注意点がいくつかあります。
正しく把握して運動すれば鍼灸の効果もUPします。
詳しく見ていきましょう。
鍼治療後の運動で気をつける3つの事
鍼治療後の運動では以下の3つを心がけてください。
・運動の種類
・運動開始までの時間
・どんな悩みで鍼灸を受けているのか?
一つづつ深堀します。
鍼治療後はどんな運動がいいの?
有酸素運動がベターです。
具体的にはウォーキング、ランニング、水泳等々です。
理由は心拍数が程よく上がるから!
心拍数が程よく上がることで気や血のめぐりがよくなります。
結果、鍼治療で整えためぐりの良さを持続させる効果が期待できます。
逆によくない運動とは?
心拍数をあげすぎるのは厳禁。
具体的には速度の速いランニングや筋トレです。
心拍数が上がりすぎるとせっかく整えた気血のめぐりを乱します。
例えるなら・・・
鍼治療は川の流れを阻害する川底のヘドロやゴミを取り除くこと。
そして施術後の軽い運動は上流からスムーズに水が流れるのを手助けする感じ。
しかし、激しい運動や心拍数の上がりすぎる運動はダムから一気に放水するイメージ。
大量の水が一気に押し寄せ、水が濁ったり、川底の地形が変わったりしますよね。
これじゃあ意味ないですよね。
鍼治療後どれ位の時間を空ければいいの
鍼治療で整えた気血のめぐりが体に馴染むまで時間がかかります。
なので最低でも1時間はあけてください。
また鍼治療後は体のデトックスも促進しますのでよく水分を摂取してください。
鍼治療後の水分は何で摂取するか?
これは水が一番いいです。
冷たい水は避けて、常温以上で摂取しましょう。
ベストは白湯です。
たくさん飲むことで血管中の老廃物や細胞間に停滞している悪血を流してくれる効果が期待できます。
どんな悩みで鍼灸を受けたかも重要な要素
悩みの種類によっては鍼治療後に運動をしないほうが良いモノもあります。
それは、虚(きょ)が主体の悩み。
例えるなら、体が弱ったが故に悩まされている不調の事。
具体的には虚弱でBMIも低く、食欲不振や慢性下痢や胃もたれがある人は運動を控えてください。
先ずは体の「気」を高め運動に耐ええる体を構築するのが先決かと。
この辺りの判断は鍼灸師に委ねて大丈夫です。
ちなみに鍼灸がどの様な悩みに有効なのかまとめた記事があるのであわせてチェックしてみてください。
鍼治療後の運動についてまとめ
運動はオッケー。
ただし、軽いモノに限る。
鍼治療後は1時間以上あける事。
悩みの種類によっては控えるべし。
その他わからないことや質問があればお気軽にどうぞ!
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