鍼灸が怖い、痛い?でも一度行ってみたい人向けの記事
鍼灸ちょっと怖いイメージ。でもこの悩みがよくなるなら受けてみたい。でも怖くてまだ行けてない。
花子さん
鍼灸って怖いイメージありますよね。今回は鍼灸に対する怖いイメージを解決するポイントを現役の鍼灸師が教えるよ!
ジュン
なおこの記事を書いている私は現役の鍼灸師です。国家資格を持ったプロの鍼灸師に技術を伝える学会で、理事と講師を務めています。また大手企業でのセミナー実績もあり、自分で言うのもなんですが割と記事の信憑性は担保されていると思います。詳しくはプロフィールをご覧ください。
この記事のもくじ
鍼灸が怖いです
鍼灸が初めてでちょっと怖いんです。
初めて来店されるクライアントさんから時々聞くこの言葉。
お気持ちよくわかります。
はり施術は痛そう、お灸は熱そう。
そのようなイメージがありますよね。
そこで今回は鍼灸が怖いけど一度試してみたい人向けの情報です。
最後まで読むことで怖さからの解決方法を知ることができます。
ここでいう「怖い」にはいくつかあると思います。
鍼が痛そう
お灸が熱そう
血が出たり火傷したりしないの
神経や血管を傷つけたりしないの
気胸になったりしないの
衛生面は大丈夫なの
この辺りが代表的。
つまり痛みや事故についての不安ですよね。
一つずつ見ていきましょう。
その前に鍼灸が痛みにいいのか気になる方は厚生労働省「統合医療」に係る情報発信等推進事業のサイトの鍼灸のページをご覧ください。
鍼が痛そうで怖い場合の解決法
結論から言うと太い鍼は痛いです。
また、深く刺した場合も浅いよりは痛いです。
ただ、この感覚は個人の感受性によってかなり異なります。
なので鍼灸師が一人一人の許容可能な刺激量を見極めるのが大切。
つまり施術者の腕の良し悪しに左右されます。
「鍼」自体は細いものから太いものまで種類は様々。
具体的には髪の毛ほどの細さから、 畳針くらい太いモノまであります。
長さも2㎝程から15㎝程まで様々なものがあります。
繰り返しになりますが、クライアントさんの悩みや感受性を見極めることが大切。
解決策としては対峙する施術者に「鍼灸が初めてで怖い、刺激を弱めにしてもらいたい」その旨を伝えましょう。
大多数の鍼灸師がクライアントさんの要望を鑑み施術に臨むと思います。
お灸が熱そうで怖いに対する解決法
確かにお灸は熱そうで怖いですよね。
ぶっちゃけ、昭和の時代はお灸の跡が残っている方も多かったのが実際。
昔は熱いお灸をすえていたからですね。
しかし、令和の現在はそのようなお灸は流行りません。
大多数の鍼灸師がちゃんと調整して熱すぎない、 そして火傷しないお灸をしてくれます。
お灸が怖い場合も鍼の施術が怖い場合と同様に「怖い」旨を鍼灸師に伝えましょう。
もちろん火傷をしたくない旨も!
昔は「俺のハリ!」みたいな、我の強い施術者がいましたが、今の時代クライアントさんファーストな鍼灸師がほとんどです。
最も確かな方法も紹介します。
あなたが痛みに敏感なら、怖くない鍼灸も存在します。
それは・・・
鍼灸が怖いなら接触鍼がおすすめ
鍼灸が怖い人向きなのが接触鍼。
接触鍼とは「ささない鍼」です。
皮膚表面のツボに鍼を当てて、気の流れを調整する鍼灸施術です。
鍼なのに刺さないの ?
そんな疑問、ごもっともなので少し深掘りします。
鍼には9つの形状がある
2000年以上も前の中国の古医書である霊枢の九鍼十二原篇には9つの鍼がある旨が明記されています。
一般の人がイメージする刺す鍼はその中の1つに過ぎません。
その他の8つの中には、ささない鍼が存在します。
それらを用いて体を調整していく鍼灸施術があります。
様々な流派がありますが、総称して接触鍼と言われます。
なので鍼灸が怖い人にはほぼ無痛の接触鍼がおすすめ。
地域名+鍼灸+接触鍼で検索してみて下さいね。
あなたの近所でもやさしい鍼灸が見つかると思います。
ちなみに小田原市近郊でしたら当店、よしかい鍼灸院へお越しください。
当店の代表は接触鍼の学術団体で理事と講師を務めていました。
だから「痛くないハリ」が得意。
鍼灸が怖い人にはおすすめです。
少々脱線しましたね。
次に怖がりな人には向かない鍼灸についても言及します。
怖い人は避けるべき鍼灸とは
結論から言うと、太い鍼を使う施術です。
太い鍼は痛いです。
痛いというか「響き」があります。
ズーン・・・って感じです。
これが好きな人もいますが、きっと「鍼灸 怖い」で検索する人はきついんじゃないかと。
なので気になっている鍼灸があるなら一度電話で確認してみるのもいいかも。
具体的な確認ポイントは以下の通り。
日本の鍼を使っているか否か
深く刺すのか否か
お灸は焼き切るのか否か
この3つを問い合わせてください。
判断基準は以下の通りです。
①ざっくりですが日本の鍼なら細く、中国針なら太いと思ってオッケーです。
②接触鍼や浅く刺す施術なら刺激が軽め、深く刺したり沢山刺すなら刺激強めです。
③お灸が「焼き切り」なら火傷します。かなり強い刺激なので避けるべき。
まとめ
鍼灸が怖いけど試してみたい。
そんな人が鍼灸院を選ぶポイントはこの3つ
接触鍼ができる所
鍼灸師の経験が豊富
日本の鍼を使っている
最後に
ぶっちゃけ、私も怖がりなので気持ちがよくわかります。
痛いのは嫌だけど、鍼灸なら今抱えている悩みがよくなるかも。
そんな風に思いますよね。
実際、鍼灸は痛そうなイメージがあるから皆さん最後に訪れる場合が多いです。
先ずは病院へいく 整骨院or整体院にかかる
じゃあ鍼灸ならどうだろう?
この流れが多いです。
でも。。。
怖そうだな。
だけれど私の〇〇がよくなるなら試してみたいな。
こんな経緯を辿ります。
だからこそ、あなたの悩みがこれから訪れる鍼灸でよくなることを切に願います。
そこが最後の場所となり、悩みから開放されることをお祈りしています。
質問はお気軽にどうぞ。
最後にこの記事が参考になったらSNSでシェアしていただけると励みになります。